塾なし中学受験で子供を潰さないために
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
中学受験をしたせいで娘たちに辛い思いはさせたくないね。
※本記事の作成時点:長女(小3)、次女(年長)
中学受験は小学生にとって大きなストレスになるようです。
そのため、小学生が精神を病んでしまったり自暴自棄になってしまったりする例もあるとのこと。
ですので、中学受験で娘たちを潰してしまわないように、僕たち親が気を付けないといけません。
これに関して、以下の点についての僕の考えをご紹介します。
◆ 自宅学習の子が潰れる最大の原因
◆ その原因への対処法
自宅学習の子が潰れる最大の原因
まず、我が家では塾通いをしていないので「塾通いをしている子」の状況は分かりません。
ですが、「塾通いをしている子」と「塾なしで自宅学習の子」とでは、潰れてしまう原因が同じではないと思っています。
ここでは、対象を「塾なしで自宅学習の子」の場合に限定します。
親子という閉鎖的な人間関係
僕は、自宅学習の子が潰れるとしたら、最大の原因はこれだと思っています。
「親子という閉鎖的な人間関係」がその子にとっての全てになってしまうこと
中学受験に真剣に取り組めば取り組むほど、子供にとって中学受験の優先順位が高くなっていくことでしょう。
ここで、自宅学習の子の場合、中学受験に関する全てが親の支配下にあるため、必然的に親子の関係が濃密になります。
一方で、親子関係は家庭の外からはなかなか見えません。
そうすると、仮に、志望校に合格するという目標しか見えなくなって親子関係が暴走してしまったとしても、それに気づいて制止する人がいない状況になりかねません。
場合によっては、子供に過度の要求をする親と、その要求を受け入れることでしか安心できなくなった子供との間に一種の共依存関係が生じてしまうおそれもあります。
※共依存について、詳しくはこちらをご参照ください。
≫ 厚生労働省 e-ヘルスネット <共依存>(外部リンク)
毒にも薬にもなる学校での人間関係
このように閉鎖的になりやすい親子関係に風穴をあける可能性があるのは、学校での人間関係です。
ですが、学校での人間関係は、プラスに働く場合(薬になる場合)と、マイナスに働く場合(毒になる場合)があると思います。
薬になる場合
学校で仲の良い友達とふざけあって適度にガス抜きをすることで、子供にとっての世界が親子関係に閉鎖されてしまうことを防げるでしょう。
このように、学校で良好な人間関係を築くことができた子にとって、学校での人間関係は「薬」になります。
毒になる場合
ですが、親が子供に対して「学校の授業や友達を格下に見る価値観」を植え付けてしまった場合、この学校での人間関係が逆に状況を悪化させます。
子供に中学受験の勉強を頑張らせたいあまり、学校の勉強なんか簡単だ!とか、学校の宿題なんかに時間をかけるな!とかといったメッセージを子供に伝えてしまうと、子供は容易に洗脳されます。
そうすると、その子供は学校でも同様の言動をする可能性があります。
先生や友達からしたら、そんな言動をする子は当然「嫌な奴」と認識されるでしょう。
そうなると、その子はクラスで浮いてしまう可能性があります。
その結果、学校で過ごす時間がストレスを助長するものとなってしまうおそれがあります。
こうして学校で良好な人間関係を築くことができなかった子にとって、学校での人間関係は「毒」になりかねません。
塾通いをしていれば……
このように、塾なしで自宅学習をしようとすると、子供が参加するコミュニティが「家庭」と「学校」に限定されやすくなります。
その両方で人間関係が苦しくなると、その子供は潰れるリスクが高くなると思われます。
その点、塾通いをしていれば、子供が「塾」というコミュニティにも参加することとなります。
「塾」というコミュニティでは、勉強をすることが正義です。
これは中学受験の勉強を頑張るという価値観に合致していますので、塾では、勉強を最優先したために友達から白い目で見られてしまう、ということは少ないと思われます。
我が家での対処法
このように、僕は、塾なしの自宅学習で中学受験をする子が潰れる最大の原因を、「親子という閉鎖的な人間関係」がその子にとっての全てになってしまうことだと思っています。
では、子供を潰さないためには、どうすればよいのでしょうか?
我が家では、以下のような対処法を実践しています。
学校に関してポジティブな気持ちを明示する
その対処法とは、単純ですが以下のとおりです。
学校に関すること(授業、宿題、行事、先生、友達など)について、親がポジティブな受け止め方をしていることを言動で示す。
親が先生の悪口など決して言いません。
自宅学習でも、中学受験の勉強よりも学校の宿題の方が100倍大切だと伝えています。
学校行事があれば全力で取り組むように言って聞かせます。
友達を家に呼びたいと言えば、親子で大歓迎します。
そのおかげか、娘たちは先生(学校の先生、保育園の先生)から可愛がってもらっているようですし、素敵な友達にも恵まれています。
まとめ:中学受験で子供を潰さないために
以上のように、中学受験に専念する親子の人間関係だけに閉じこもらず、学校での人間関係を家庭外での居場所として確保すること。
このことが、塾なしの自宅学習で中学受験を乗り切るためには大切になると思っています。
レレパパは娘たちの友達に妙に人気があるよなw
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています!
一日一回、バナーを押して清き一票、応援お願いします!
※にほんブログ村のサイトに飛びます。