【教材レビュー】きらめき算数脳(小学1・2年生)
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
娘たちが使った教材、印象はどうだった?
※本記事の作成時点:長女(小3)、次女(年長)
これまでに我が家で使った教材についてレビューをしたいと思います。
あくまで僕の個人的な印象ですが、ご参考にしていただければ幸いです!
きらめき算数脳とは?
きらめき算数脳シリーズは、あのサピックスが出しているドリルです。
計算問題がなく、パズル系の問題だけで構成された「思考力系ドリル」。
以下のようなシリーズ構成になっています。
◆ きらめき算数脳(入学準備~小学1年生)ずけい・いち
◆ きらめき算数脳(入学準備~小学1年生)かず・りょう
◆ きらめき算数脳(小学1・2年生)
◆ きらめき算数脳(小学2・3年生)
◆ きらめき算数脳(小学3・4年生)
◆ きらめき算数脳(小学4・5年生)
パズル系の問題なので、各巻、対象学年に幅があります。
【レビュー】きらめき算数脳(小学1・2年生) (長女:1年生のときに使用)
長女はきらめき算数脳(小学1・2年生)を1年生のときに使用しました。
使用しようと思った理由は、ネットで評判が良かったから。
実は僕は「思考力」という能力の存在をあまり信じていません。
ですが、ネット上に「低学年のうちに思考力を伸ばしておかないと手遅れになる!」という意見が多くあったため念のため使ってみた、というのが実際のところです。
使いやすい体裁
きらめき算数脳は、A4サイズのカラー印刷でイラストが多用してあるため、子供も身構えずに取り組める見た目になっています。
また、見開き2ページごとに1つの大問が載っているため使いやすいです。
パズル系の問題集ということもあり、基本的に直接書き込んで使う前提になっています。
問題の内容
問題は、平面図形・立体図形(展開図)や、論理学などの基礎となるようなパズルで構成されています。
大問ごとに、比較的長文の問題文と数個の小問があります。
問題文や小問の意味を理解させるために、多くの問題で「例」が書かれています。
この問題集を解くために問われる能力(この問題集で鍛えられる能力)として、以下のものがありそうです。
◆ 問題文・設問を正確に読み取る能力
◆ 問題文に照らして例を理解する能力
◆ 例の内容を設問に応用する能力
◆ 試行錯誤する能力
問題のレベル
問題のレベルは比較的高いです。
小学1・2年生向けのきらめき算数脳だと、1年生には少し荷が重いかもしれません。
無理せず2年生になってから使った方が、学習効果が高いのではないかと思います。
長女に使わせてみた感想
これ面白い!もっとやりたい!
でも、間違いが多いな……
繰り返しになりますが、長女は、きらめき算数脳(小学1・2年生)を1年生のときに使用しました。
パズルや謎解きが大好きな長女は、自分から率先してきらめき算数脳に取り組んでいました。
ですが、間違いが多い!
長女が間違える原因を上記の4つの能力に当てはめてみると、こうなります。
◆ 問題文・設問を正確に読み取る能力 :×
⇒設問の意図を理解できなかったり、条件を読み飛ばしたりします。
◆ 問題文に照らして例を理解する能力 :○
⇒これはできています。
◆ 例の内容を設問に応用する能力 :○
⇒これもできています。
◆ 試行錯誤する能力 :○
⇒これもできています。
長女は、問題文や設問を落ち着いて正確に読めていないことが原因で誤答することが多いと分かりました。
確かに全国統一小学生テストやリトルスクールオープンテストでもこのパターンの誤答を多発させています。
ですので、きらめき算数脳を使うことによって長女の課題を洗い出すことができたとも言えます。
学力の向上は?
きらめき算数脳を使うことによって、長女は勉強を楽しむことができて、僕は少女の思考パターンを分析することができました。
では、肝心の学力の向上にはつながったのでしょうか?
それは、正直なところNO。
きらめき算数脳を使ったことによってテストの点数が上がるということは期待しない方がよい、というのが僕の結論です。
すみません。あくまで僕の主観です!
ですが、特に低学年のうちは、テストの点数を気にするよりも、勉強の習慣を身に付けるとともに色々な情報に触れさせることが重要だと思います。
そういった意味では、子供が楽しめるように作られているきらめき算数脳はとても良い教材だと思います。
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