「おいしい梅干しのおにぎり?」日本語って難しい
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
娘たちに文章の書き方も教えたいね。
※本記事の作成時点:長女(小3)、次女(年長)
先日、【教材レビュー】の記事で、ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(一文力編)を紹介しました。
「変な日本語」を書くな!「良い日本語」を書け!と娘たちに偉そうに説教しています、といった趣旨の記事です。
今回の記事は、そんな偉そうなことを言っていた僕自身が使ってしまった「変な日本語」についての話です。
おいしい梅干しのおにぎり
ある親しい人から「梅干しが入ったおにぎり」を頂いて、僕は、そのお礼のLINEに次にように書いてしまいました。
おいしい梅干しのおにぎりをありがとうございました!
~レレパパ~
このLINEを送信してから気づきました。
この文章では、「おにぎり全体がおいしかった」のか「梅干しだけがおいしかった」のかが不明確です。
当然、言いたかったのは「おにぎり全体がおいしかった」ことです。
ですが、「おいしい」の直後に「梅干し」と書かれているため、「梅干しだけがおいしかった」と読まれかねません。
では、「おにぎり全体がおいしかった」ことを伝えるために、次のように書いていたらどうだったでしょうか。
梅干しのおいしいおにぎりをありがとうございました!
~レレパパ~
「おいしい」の直後に「おにぎり」が来るように語順を入れ替えたものです。
ですが、日本語だと「梅干しのおいしい○○」と言ったときに「梅干しがおいしい○○」とも読めるので、やはり不明確な日本語です。
また、「おにぎり」を修飾する「梅干しの」と「おいしい」では、「おいしい」の方が修飾のスケールが大きい内容。
こういう場合には、スケールの大きい「おいしい」を先に持ってきた方が読みやすいです。
しかも、「……しのおいしいおにぎりをありがとうございました……」の部分で平仮名が続きすぎてしまって、一読しただけでは意味がわかりにくいですね。
文章の書き方を教えることの難しさ
そんなわけで、娘たちに文章の書き方を教えることは難しいことだと再認識しました。
国語では記述もあるでしょうから、塾なしで中学受験をすると決めた以上、自宅でしっかりと教える必要があります。
ところで、四谷大塚をはじめ大手進学塾では「受験体験記」を公開しています。
これらの受験体験記を読むと、とても洗練された日本語で文章を書いているお子さんもいて驚きます。
梅おにぎり、おいしかったです!でいいんじゃね?
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