【悲報】また本屋が閉店……独占禁止法と活字離れ
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
また本屋さんが閉店しちゃったね。
※本記事の作成時点:長女(小3)、次女(年長)
僕は書店をぶらぶらするのが好きです。
娘たちに使わせる参考書やドリルを書店で選んでいると、時間を忘れてしまいます。
恐らく同じ目的で中学受験コーナーに長居している人と、無言の連帯感が生まれたりもします(笑)
書店にはフィルターバブルが存在しない
情報はインターネットでいくらでも収集できるようにも思えます。
ですが、インターネットで得られる情報には、実は偏りがあると言われているようです。
それが「フィルターバブル」といわれるもの。
「フィルターバブル」とは、インターネットでは、利用者のサイト閲覧履歴などに基づいて各利用者が興味を持ちそうな情報がレコメンドされるため、利用者はいつも同じような価値観の泡(バブル)の中に留まってしまうことを意味しています。
便利な機能ですが、価値観が偏るリスクがありますね。
書店では色々な本が中立の立場で並んでいますので、このようなフィルターバブルの影響を受けにくいのです。
ですので、書店をぶらぶらしていると新たな発見があります。
行きつけの書店が閉店
さて、そんな書店LOVEなレレパパに悲報が。
行きつけだった書店が閉店になってしまいました。
それほど大きな店舗ではないのですが、僕の狭い活動範囲の中にある貴重な書店でした。
↓これらの本を発見したのも、この書店でした。
書店の凋落について考えてみた
このように書店の閉店が全国で相次いでいます。
活字離れ
その原因として、「活字離れ」が指摘されています。
「活字離れ」とは、紙に印刷された書籍などを人々が読まなくなること。
書籍から電子書籍へ、雑誌・新聞からネットニュースへと利用者が流れているようです。
音楽CDの売れ行き
書籍などの他にも、最近売れ行きが悪くなったものがあります。
それは、音楽CD。
最近では音楽はダウンロードするものになりました。
その結果、音楽CDの売れ行きも風前の灯といった感があります。
これらの共通点は……
さて、売れ行きが悪化している商品として、ここまでに挙げたものを再掲します。
◆ 書籍
◆ 雑誌
◆ 新聞
◆ 音楽CD(音楽ソフト)
これを見て、あることに気付いてしまいました!
独禁法の例外4点セットだ!
「独占禁止法(独禁法)」とは、私的独占、不当な取引制限、不公正な取引方法を禁止することにより、一般消費者の利益を確保しつつ、国民経済の民主的で健全な発達を促進しようとする法律。
要するに、ズルいビジネスを禁止して良い国にしましょう!という法律です。
再販売価格維持行為の禁止
独占禁止法では、原則として、「再販売価格維持行為」が禁止されています。
「再販売価格維持行為」とは、商品の供給業者が、小売店に対して値引きを禁止する行為。
近所のスーパーでの特売は、独占禁止法によって認められている行為なのです。
ですが、この「再販売価格維持行為」には例外があります。
つまり、商品の供給業者が小売店に対して値引きを禁止してもよい商品(定価販売を義務付けることができる商品)が設定されているのです。
↓それの代表が、これらの4点セット。
◆ 書籍
◆ 雑誌
◆ 新聞
◆ 音楽CD(音楽ソフト)
なんと!
上で挙げた、売れ行きの悪化している4点セットと同じです!!
自由競争の例外に指定されて守られていたはずの4点セットが、売れ行きの悪化に直面しているのです。
これには色々と考えさせられます……
書店のショールーム化
書店で値引きされないとすると、消費者の行動パターンはだいたい決まってきます。
書店で書籍の下見をして、欲しいと思った商品をネットショッピングで購入するのです。
ネットショッピングならポイントが付与されたりもしますので、実質的にお得。
また、重い本を持って帰る必要もないので楽ちんです。
このように、書店がショールーム化してしまっているのも、書店の売れ行きが悪化している一因だと思います。
そういうレレパパも本はネットで買ってるよね?
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