【学校説明会レポート】栄東中学校（動画配信）
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
栄東中学校の説明会、どうだった？
※本記事の作成時点：長女（小3）、次女（年長）
我が家では娘たちに通ってほしい熱望校があります。
その熱望校が本当にベストな選択なのか客観的に判断するために、色々な学校説明会に参加するつもりです。
そんなわけで、今回は『栄東中学校』の説明会（動画配信）を視聴しました。
説明会で特に印象に残ったことについて備忘を兼ねてまとめましたので、皆様に共有したいと思います。
※入試日程などは必ず公式情報をご確認ください。
概要
説明会の概要は以下のとおりです。
◆ 学校 ：栄東中学校
◆ 説明会名 ：学校説明会（ビデオ視聴1）
◆ 開催方法 ：動画配信
◆ 開催日時 ：2022年7月22日～8月16日（7月3日収録）
栄東中学校の基本情報は以下のとおりです。
※本記事の作成時点のものです。
◆ 所在地 ：埼玉県 さいたま市
◆ 最寄り駅 ：東大宮駅（徒歩8分）
◆ 募集定員 ：240人＋帰国生（若干名）
◆ 小学校内進：なし
◆ 高校募集 ：あり
◆ 偏差値 ：Y59～Y68（女子）
説明会の流れ
説明会は、以下のような流れで進められました。
① 栄東中学校について ：5分間
② 栄東での学び～教科担当より～：0分間
③ 栄東での学校生活 ：12分間
④ 令和５年度入試について ：19分間
① 栄東中学校について
はじめに、「栄東中学校について」と題して、校長先生から説明がありました。
印象に残った内容は以下の2点。
◆◆◆
大学入試が多様化しており、高校から対策していたのでは間に合いません。
以前と比較して、推薦入試などのウエイトが増すなど大学側が多様な選抜方法を採用しているため、高校からの3年間で大学入試の対策を行うことは難しいとのこと。
そこで、栄東中学校では、中学1年生から大学受験を見越したカリキュラムを組んでいるそうです。
◆◆◆
一番大切なのは国語の力、それと算数などの基礎力です。
多様化した大学入試に対応するために最も必要なのは国語の力だそうです。
また、国語や算数の基礎力が、現在の大学受験を切り抜ける上で重要になるとのこと。
◆◆◆
お話の内容とは関係ありませんが、非常にパワフルな校長先生という印象。話すスピードが速く話題も次々と変わるため、動画を何度も巻戻してやっと理解が追い付きました(笑)
② 栄東での学び～教科担当より～
続いて教科担当からのお話があるはずでしたが、動画内では省略されていたため内容は分かりませんでした。
◆◆◆
詳しい話を聞きたい方は、オンラインではなく現地開催の説明会に参加した方がよさそうです。
③ 栄東での学校生活
続いて、「栄東での学校生活」と題した説明がありました。
印象に残った内容は以下の4点。
◆◆◆
関東各県から1時間以上かけて通学する生徒が多くいます。
始業は8:35。
生徒は、埼玉はもちろんのこと、東京・神奈川・千葉・群馬・栃木・茨城から通学してきているそうです。
1時間以上かけて通学する生徒も少なくないとのこと。
◆◆◆
平日は完全給食です。
アレルギーにも対応したメニューになっているとのことです。
通学時間が長い生徒の場合、朝にお弁当を作らなくて済むのは助かりますね。
◆◆◆
部活動をアクティブラーニングの一環と考えています。
練習計画などを生徒が自主的に立案することが大切だと考えているとのこと。
ほとんどの生徒が何かしらの部活に参加しているそうです。
◆◆◆
東大クラスと難関大クラスとで、進度と教材は同じです。
入試のときにも東大クラス／難関大クラスを分けています。
ですが、入学後にも、中1から中2に上がるときや中2から中3に上がるときに、成績に応じて難関大クラスから東大クラスに変更可能とのことです。
また、特待クラスにも入学後に変更可能とのこと。
B日程の合格最低点でギリギリ合格した生徒が、入学後に頑張って中2に東大クラス、中3で特待クラスに入った子もいるそうです。
◆◆◆
「アクティブラーニング」という言葉が多く聞かれました。
部活動のほか、校外活動やキャリア指導など様々な教育活動をアクティブラーニングの観点で行っているそうです。
④ 令和５年度入試について
続いて、「令和５年度入試について」と題した説明がありました。
印象に残った内容は以下の5点。
◆◆◆
A日程・東大特待Iと、B日程・東大IIという点は例年どおりです。
各日程について説明がありましたが学校ホームページ等に書いてある内容だと思いますので、ここでは割愛します。
◆◆◆
A日程は1/10と1/11の希望選択制です。
A日程では、1/10の問題も1/11の問題も、合格者最低点（基準点）を同じにして合否判定するそうです。
そのために、作問者は、2日とも全く同じ難易度になるように十分に検討して問題を作るとのこと。
なお、昨年も同様に合格者最低点を同じにしましたが、合格率は1/10が73％で1/11が59％。
しかし、この差異は問題の難易度に起因するものではない、との分析をしているそうです。
◆◆◆
東大特待Iでは、1年特待のほか、3年特待、6年特待もあります。
また、東大特待Iでは4科目受験か算数1科目受験かで選べます。
昨年の結果は以下のとおりだそうです。
【4科目受験】
4科目受験者数は1116人。
合格率は4科目受験者全体の48％（541人）。
特に6年特待の合格率は4科目受験者全体の5％（60人）、3年特待の合格率は4科目受験者全体の7％（74人）で、残りは1年特待。
【算数1科目受験】
算数1科目受験者数は149人。
合格率は算数1科目受験者全体の23％（35人）。
特に6年特待の合格率は算数1科目受験者全体の1％（2人）、3年特待の合格率は算数1科目受験者全体の2％（3人）で、残りは1年特待。
◆◆◆
複数回受験者にはB日程で30点の加点があります。
B日程は4科受験のみで300点満点、複数回受験者はそこに30点が加点されるとのこと。
昨年は、加点された後の合格者最低点は228点だったそうです。
◆◆◆
受験当日の感染防止対策を十分に行っています。
以下のような対策を行う予定とのことです。
① 受験会場・日程の分散（昨年のような「時間差をつけての入試」は行わない）
② 教室内では全ての机にアクリルパネルを設置
③ 車での来校（出願時の先着予約制とする予定）
④ 会場入り口での検温
◆◆◆
受験生にとって受験しやすい条件が整えられていて、多くの受験生が栄東を受験することに納得です。
まとめ
入試の日程を組む上での自由度が高く、確かに受験校に組み入れやすいと感じました。また、入試だけでなく、入学後も完全給食など親の負担を減らす取り組みがなされており、至れり尽くせりという印象を受けました。
さすが多くの受験生が受験する学校だと感心しました。
クイズや鉄道などの部活動で実績を残していることも立派だね。
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