【教育虐待を防ぐ】マクロモチベート理論のすゝめ
パパ塾挑戦中、ウクレレ大好きレレパパです。
娘たちを勉強する気にさせるには、どうすればよいかな?
※本記事の作成時点:長女(小3)、次女(年長)
基本的に、大人も子供も勉強は嫌いです。
例えば、「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強があるとします。
※要するに、その目的が分からない勉強、ということです。
この「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強をしてもいいし、YouTubeで好きな動画を見てもいい、と言われたら、99%の人はYouTubeを見ると思います。
それでも、誰かに「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強をさせたい場合、どうすればよいでしょうか?
組織マネジメントをヒントに考えてみます!
ミクロにモチベートするか、マクロにモチベートするか
誰か相手に対して「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強へのモチベーションを高めさせたいと思った場合、実際には色々な手段があると思います。
ここでは、以下の2通りの手段について考察します。
ミクロにモチベートする
まず1つ目は、ミクロにモチベートする手段。
相手に対して、「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強をやれ!と命令します。
で、僕が主張したいのは、この手段ではダメだということ。
↓イメージとしては、こんな感じ。
お盆に載ったビー玉をAエリア(右側)からBエリア(左側)に移動させる(=勉強をさせる)とします。
そのとき、Aエリアにあるビー玉を箸で摘まんでBエリアに一個一個移していくのが、ミクロなモチベート。
これには2つのデメリットがあります。
【デメリット1】箸でビー玉をうまく摘まむことが難しい
【デメリット2】Bエリアに移しても、何かの影響でビー玉はコロコロ転がりBエリアから出てしまう
さらに悪いことに、箸でビー玉を摘まもうとしている人(=親)はイライラしてしまうでしょう。
その結果、つい怒鳴ったりして、教育虐待へと発展してしまうおそれもあります。
マクロにモチベートする
2つ目は、マクロにモチベートする手段。
相手に対して、「『581209156』の文字列を暗記する」という勉強をやった方が得だ!と思わせます。
僕は、この手段が良いと思っています。
↓イメージとしては、こんな感じ。
お盆に載ったビー玉をAエリア(右側)からBエリア(左側)に移動させる(=勉強をさせる)というシチュエーションは先ほどと同じ。
そのときに、お盆全体を傾けてAエリアにあるビー玉が自然にBエリアに転がっていくように仕向けるのが、マクロなモチベートです。
「お盆を傾ける」というのは、具体的には、「そういった仕組み」を作ること。
組織マネジメントで言えば、決められた行動規範(基本的な例としては、徹底した報連相など)に従って行動していれば、ミスをしても成果が出なくても叱責されない、というルールを作ることなどです。
この手段を採用するメリットとして、例えば以下のものがあります。
【メリット1】各ビー玉は、「自分で判断し行動して上手くいった」という成功体験を得ることができる
【メリット2】一度お盆を傾けてしまえば(一度ルールを作ってしまえば)、管理者は各ビー玉を放置しておくことができる(管理負担が減る)
まとめ
このように、僕としては、マクロにモチベートする方が優れていると信じています。
また、これは、子どもに対してだけでなく、大人に対しても有効な手段だと思っています。
子どもに対しては教育虐待を防止する手段となり得ますし、大人に対してはパワハラを防止する手段となり得るのです。
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